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2018.10.1カギが入らない・回らない!それは北風の仕業かも?

帰宅して家に入ろうとカギを開けようとしたら「カギが鍵穴に入らない・差したカギが回らない」なんてことはありませんか?“カギが古くなったかな”で済ませてしまいがちですが、実は冬にかけて起こりやすいトラブルなんです。そのトラブルの張本人こそ、冬にかけて吹きつける「北風」。北風が引き起こすカギトラブルの原因を理解して、的確に対処してみましょう。

【トラブルその1】カギが抜き差ししにくい!

北風にのり鍵穴に入り込んだ砂埃やゴミが不具合を引き起こしていると考えられます。ちょっとした手入れで解決する場合があるので、以下の3つの方法を試してみてください。
(1)掃除機を鍵穴につけて、ノズルを左右に振って鍵穴に入ったゴミを吸い出す。
※パソコンのキーボードなどの掃除に用いる「エアダスター」でゴミを吹き飛ばすのも有効です。
(2)歯ブラシなどでカギ自体を軽く掃除する。
※特にディンプルキーはくぼみが多く汚れが溜まりやすいので、定期的に手入れをしまししょう。
(3)住居用カギ専用の潤滑油(パウダースプレー、油が含まれていないタイプ)を鍵穴に少量吹きつける。または、カギの切り込みを鉛筆で強くなぞり、数回鍵穴に抜き差しする。
※油配合のスプレーは絶対に使用しないでください。
※終了後はカギについた黒鉛は拭き取りましょう。

【トラブルその2】カギが回らない・回しにくい!

いくつかの原因が想定されます。下記のフローチャートで原因を確認してください。

終わりに
上記以外にも「カギを失くしてしまった!」というトラブルもあるかと思います。カギの解錠はメーカーでは対応できませんのでご注意ください。カギを失くした際は、オーナー様ご自身でカギ専門店や解錠専門業者にご連絡ください。やむを得ず玄関ドアのカギが開かず破壊・ピッキングしなければならない場合は、勝手口ドアで対応すると玄関ドアよりも安価で済みますので、ぜひ参考にしてください。
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