コラムCOLUMN

2018.11.1結露シーズンが到来!給気扇のスイッチはONになっていますか?

もうすぐ本格的な冬シーズンの幕開け!この時期になると、オーナー様から「外断熱で『結露をしない・結露が少ない』建物と聞いているのに、窓に結露がついている」とご相談いただくことがあります。今回は、結露を防ぐための「換気」の重要性をご紹介します。

ユニットバスの換気方法(入浴後)

結露の原因とは?

住宅内の給気と換気のバランスが崩れることで、湿気を多く含む温まった空気が建物内に残り、窓の枠などで熱交換を起こして「結露」という現象で現れます。

結露の防止方法
  • 湿った空気を住宅内にとどめないためにも「給気扇・換気扇を稼働し続ける」ことが大事です。結露でお悩みのオーナー様の住まいを拝見すると、換気扇を使用していなかったり、窓を開けて換気していないケースが見受けられますので、「結露対策=換気」と覚えていただきますと幸いです。また、台風前に給気扇をオフにするオーナー様もいらっしゃいますが、台風通過後には忘れずに給気扇の復旧するように心掛けましょう。

終わりに
オーナー様によっては、「給気扇のスイッチを入れても動かない!」というケースも発生しています。その原因としては“モーター軸部分のグリスが固まっている”や“給気扇にコウモリが棲み着いている”ことが考えられます。その際には必要な対策を施したうえで、結露対策として給気扇を稼働させましょう。
コラムトップへ