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2018.6.1LED照明の寿命ってどれくらい?

「長寿命・省電力」が特長のLED照明。現在ではお手頃価格で販売されている商品もあり、一般家庭にも着実に普及しています。ただ、お客様によっては「LED照明=10年程度は交換不要」と認識し、思っていたよりも早く切れてしまい「これって不良品?」となるケースも。そこで、今回はLED照明に関する情報を今一度確認してみましょう!

LED照明の寿命に関する基本情報
  • LED照明の寿命は「一般的な使用状況下で8~10年」が目安で、ここで言う寿命とは「使用開始時の70%の明るさに低下」した状態を指します。ただ、すべてのLED照明がこの条件に当てはまるとは限りません。使用状況・使用環境によっては、基盤部分に不具合が発生し、思いのほか早く照明が切れることも。
    つまり、LED照明が1~2年で切れたとしても、それは起こりうる現象となります。
    また、「10年間使用可能」とは「10年間保証」ということではありません。LED照明の保証については下記のとおりです。
LED照明の保証について

①照明器具の保証期間は2年間です(メーカー保証は1年)。ただし、蛍光灯安定器・HID器具の安定期・LED電球・LEDモジュールの保証は3年間です。
②ランプ・グロー点灯管・電池などの消耗品は保証対象外です。
③1日20時間以上の長時間使用の場合、保証期間は上記の半分となります。

終わりに
LED照明の基本性能として「長寿命」というのは間違いではありません。ただ、使用状況によっては寿命が短くなることをお忘れなく。LED照明について正しく理解し、上手に使っていきましょう。
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